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服部平次と吸血鬼館
● FILE
- 第79巻-File6「吸血鬼の館」
- 第79巻-File7「ドラキュラ伯爵」
- 第79巻-File8「心霊写真」
- 第79巻-File9「南蛮部屋」
- 第79巻-File10「怪奇現象の半分」
- 第79巻-File11「それぞれの動機」
- 第80巻-File1「殺人鬼の計画」
● メインキャラ
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江戸川コナン
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毛利蘭
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毛利小五郎
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服部平次
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遠山和葉
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山村ミサオ
● 場所
寅倉家の洋館/群馬県警
● ゲストキャラ
大滝警部/服部平蔵/寅倉迫弥/古賀陸重/寅倉瑠莉/寅倉麻信/寅倉守与/羽川条平/寅倉岸治/寅倉実那/桧原ひかる/メイドの清水/桧原陽子/館のシェフ
● 事件の内容
コナンと平次の活躍で東京の事件を解決した大滝警部は、服部本部長に群馬県と埼玉県の県境の山奥にある洋館で行われる遺産相続の会議に参加するように頼まれる。大滝警部の行動を怪しんで尾行していたコナン、平次、小五郎、蘭、和葉も合流し、一行は目的地の洋館へ向かう。じつは半年前に洋館のメイドが近くの森で無残に殺される事件が発生し、その死体の首筋から2つの穴が発見されて吸血鬼の仕業と噂されていた。コナンたちは到着すると、洋館の執事である古賀陸重に迎えられる。古賀は、服部本部長に警察関係者を遺産相続の会議に出席するように依頼していた張本人だった。館の主は寅倉総合病院の院長である寅倉迫弥。最近は陽を避けるように行動し、まるでバンパイアのような生活を送っていた。館には、迫弥の遺産相続の会議のために、寅倉家の次男・麻信と妻・瑠莉、長女・守与とその恋人の羽川条平、三男・岸治、次女・実那が集められていた。館には他にメイドの桧原ひかるやシェフがいた。夕食時に姿を現さない迫弥を呼ぶように言われた蘭と和葉が部屋を訪れると、そこには棺桶があり、開けると杭が打ち込まれた死体が! ふたりの悲鳴を聞いたコナンと平次は部屋に行って棺桶を開けるが、今度は死体がなくなっていた……。部屋に違和感を感じたコナンと平次は捜査を開始する。一方、外出していた小五郎と大滝警部は、トンネル崩落事故により、洋館に帰れなくなってしまう。館の主・寅倉迫弥が行方不明なまま、記念写真にいなかったはずの迫弥が写ったり、一斉メールで集められた部屋の窓に逆さになった迫弥が出現したりと奇怪なことが次々と起こる。そして飛来する物体を目撃した後、屋根裏部屋で次男・麻信の死体が発見される。やはり吸血鬼が犯人なのか…!?