263
かまいたちの宿
● FILE
- 第86巻File-5「鎌鼬あらわる」
- 第86巻File-6「殺意の鎌鼬」
- 第86巻File-7「鎌鼬の侵入経路」
- 第86巻File-8「鎌鼬の幕切れ」
● メインキャラ
-
江戸川コナン
-
毛利蘭
-
毛利小五郎
-
服部平次
-
遠山和葉
-
阿笠博士
-
灰原哀
-
山村ミサオ
-
大和敢助
● 場所
毛利探偵事務所/立居旅館
● ゲストキャラ
中間台悟/小柳緑/大野康平/大野高美/大野盆蔵
● 事件の内容
コナン、蘭、小五郎は、西の高校生探偵・平次に長野の山奥にある旅館に誘われる。旅館で平次と和葉に会って葛湯を楽しむコナンたちだったが、平次はそこで1枚の写真を見せる。そこには温泉のお湯の上を走る大きな鎌のようなものを持った謎の影が写っていた。その『鎌鼬』を思わせる怪異の姿を撮影したのは、月刊IZUNAのライターの中間台悟。彼は、写真を専門家に見てもらい、合成ではないという。一方、ライバル雑誌のライター小柳緑も『鎌鼬』の写真について取材に来ていた。中間台悟の中学の同級生で旅館の女将である大野高美によると、この写真のせいで露天風呂を利用するお客が減っており、さらに女将の息子・大野康平も『鎌鼬』を目撃していた。『鎌鼬』の謎を調べるコナンたちは、女将から旅館の倉に刀匠による大鎌が納められていると聞き、調べに行くが電球が割れて倉が停電してしまう。その時に、平次、小五郎、小柳緑は、何かで斬りつけられてしまう。コナンと通報でやって来た山村警部たちが倉や旅館内部を調べていると、何かが割れる音や弾ける音とともに悲鳴が聞こえてくる。コナンたちが悲鳴の方向にある旅館の離れに行くと、旅館の大旦那・大野盆蔵が大鎌で殺されていた。現場の状況を調べると、犯人がそこへ行くためには露天風呂のお湯の上を渡らなければならなかった…。暗闇の切り裂き事件と大鎌の殺人事件は、本当に「鎌鼬」の仕業なのか? コナンと平次は、怪奇現象のトリックを解き明かし、犯人に迫る!