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ゾンビが囲む別荘
● FILE
- 第88巻File-5「ゾンビブレイド」
- 第88巻File-6「死霊の葬列」
- 第88巻File-7「人食いゾンビ」
- 第88巻File-8「死人の行方」
- 第88巻File-9「灯台下暗し」
● メインキャラ
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江戸川コナン
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毛利蘭
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毛利小五郎
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服部平次
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遠山和葉
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山村ミサオ
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沖野ヨーコ
● 場所
毛利探偵事務所/ホラー映画の貸し別荘
● ゲストキャラ
内東徹人/河端理亜/原脇崇/江尻恭子/倍賞織江/二宮雅八/内東丞治/映画のエキストラ
● 事件の内容
コナン、蘭、小五郎の3人は、沖野ヨーコ主演のゾンビ映画「ゾンビブレイド・死霊の晩餐会」を見て、その撮影が行われたロケ現場へ聖地巡礼に訪れる。そこはゾンビが出るという恐ろしい噂がある、不気味な貸し別荘だった。コナンたちが見学していると、ゾンビの噂を解明するために平次と和葉がやってくる。そこに偶然、今度はゾンビ映画の次回作を撮るために撮影クルーの車が到着する。乗っていたのは、監督監督の内東徹人、今回の主演女優の河端理亜、プロデューサーの原脇崇、カメラマンの江尻恭子、照明スタッフの倍賞織江、音響スタッフの二宮雅八。監督以外のスタッフは、かつて大学のホラー研究会のメンバーだった。映画の撮影は始まるが、小五郎がお腹を壊して寝込んでしまい、コナンたちも貸し別荘で回復を待つことにする。撮影がひと段落した時、プロデューサーの原脇の姿が見えないのでコナンと平次が探しに行くと、貸し別荘の一室で死んでいるのを発見する。手には撮影中の携帯電話が握られており、再生すると原脇が自ら毒をペットボトルに入れて一気に飲み干して死んでいく姿が映っていた。原脇の携帯電話にはメモに遺書のような文章も残されており、それは8年前に死んだ内東徹人の弟で当時のホラー研究会の部長だった内東丞治にあてたもので、死者がゾンビ化して人々を襲うかのようなメッセージだった。その夜、貸し別荘の周辺には大量のゾンビが発生。コナンたちは反撃に出るが、それはオーディションのために集められたエキストラだった。安心したのもつかの間、第2の殺人が起こる。そこにも録画中の携帯電話が置いてあり、今度は死んだはずの原脇がゾンビのように首筋に噛みついて殺人を犯す映像が撮影されていた。それを見たコナンたちは原脇の死んでいた場所に行くが、すでに死体は消えていた。ゾンビが殺人を犯したのか……。